シンクロワールドカップまであと5日!

ついにシンクロのワールドカップまであと数日。アテネ五輪に引き続き、不肖私、日本ナショナルチームの水着のデザインを手がけさせていただきました。担当したのは世界一の足技と呼ばれる日本の新エース、鈴木恵美子選のソロ・フリールーティーンとテクニカルルーティーンの2種目、それに鈴木恵美子選手と原田早穂選手が息を合わせるデュエットのフリールーティーン、それに8人の選手が一糸乱れぬ同調を見せるチームのテクニカルルーティーンの合計4種目。

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プロジェクトに招集されたのが真冬の2月。それから本蓮沼の国立スポーツ科学研究センター(五輪選手強化施設)のシンクロプールに片道4時間かけて幾度も通いました。プロジェクトスタートから大会まで開発には半年くらい掛かっている計算ですね。アテネ五輪プロジェクトより制作する水着の数が多かったのも理由の一つですが、私が描いたデザイン画の数は間違いなく今回の方が多いし、のべ打ち合わせ時間もかなりの時間だったと思います。世界大会に出る水着制作では、作る側も着る側も妥協は一切ありませんから、大会開催日ギリギリまでデザイン&試作を繰り返し、世界で1つだけの最高のものをつくりあげるんです。両者とも世界で勝つための真剣勝負だからここまで突き詰めるのは当たりまえといえば当たり前ですね。

さて、様々な苦難の末いよいよ晴れ舞台の開催日が迫ってきました。アテネ五輪は仕事の段取りがつかず自宅でのテレビ観戦になりましたが、今回は自国開催のワールドカップということで横浜まで応援に行ってきます!というか、どちらかというと現場確認の意味合いが強いですが・・・
実際の横浜国際プールで自分のデザインが設計通り選手を引き立たせているのか?本番の張りつめた空気の中、演技や音楽にうまく合っているか?等々々々々々々・・・・とっても気になります。プール毎にプール底面の色や天井の色、それに照明によって水の色が異なって見えますから、水着の色彩もかなり影響されてしまうんですね。同じ水泳でも競泳系のようにタイムを計測器で計るのではなく、あくまでも採点競技ですからジャッジの目にどんな風に映るのか、また、今回はホームアドバンテージがありますが、一般の観客を魅了できるか?が大切なんです。とにかく本番当日、選手が水着を身につけプールサイドに登場してくる瞬間が勝負!!楽しみでもあり、また、不安でもあり、ってのが今の心境です。
テレビでも放送するようなので選手の活躍と会わせて私の仕事もご覧頂ければ幸いです。