2007年1月

メゾン・エ・オブジェ展、初日+出来事

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メゾン・エ・オブジェ展始まりました。
http://www.maison-objet.com/fr/index.htm
昨日時差ボケの中、ブース設営も無事終わり、いよいよメゾン・エ・オブジェ展が開幕されました。会場はかなり広大でおそらく全部を見て回るのは事実上不可能な規模で催される世界屈指の展示会です。私がかかわった製品をここでお披露目するのは去年に引き続き2回目。世界の一流品が集まる展示会に自社製品を持ち込むのはやはり刺激的で思わず腰が引けてしまいますが、ここまできたのだから思い切って刀を抜いてみることにします。

ところで、休憩中会場内を見学していると山形県ブースに世界的な工業デザイナーの奥山清行さんの姿が!え?なんで奥山さんがインテリアの見本市におられるの?そう、私たち京都チームと同じように地域ブランド開発事業山形県チームの製品プロデューサーを引き受けられていう事をご担当の女性からお聞きし、合点がいきました。そう、ご地元なんですよね。奥山さんといえばフェラーリ他超有名企業のデザインを手がける工業デザイン会社ピニンファリーナの元チーフディレクターでエンツォフェラーリという車のデザインも手がけられた世界的な日本人デザイナーなんです。私はIDが専門ではないですが、モノを作るデザイナーのはしくれですので、憧れの人というかカリスマ的存在の人。

日本のマスコミでさえアポが取れない奥山さんなのに、私は強引に飛び込んでいき(おいそがしいのにお邪魔しすみませんでした)厚かましくも私の仕事の紹介やいくつかお話することができました。本当ご丁寧にご対応いただき涙がでる思いです。(というか、実際にかなりうるうるしていたんですよ)
以前、NHKの番組で奥山さんの密着取材を観たのですが、故郷を紹介されるシーンで、子供の頃に遊ばれていた裏山のスクラップ置き場で、そこに打ち棄てられた廃車の山をごらんになりながら「どんなに丹誠込めて作った製品でも結局はこうなってしまう」と涙して語られていた姿に、私もテレビを見ながら一緒になって泣いていました。世界の最高峰の職場で命がけで戦われている奥山さん、かたや京都に住まいする一介のデザイナー、でもモノ作りへのキモチは同じなんだと嬉しかったのも涙の一因だったかもしれません。

奥山清行公式サイト
http://www.kenokuyama.jp
ピニンファリーナ公式サイト
http://www.pininfarina.com

「翼よ、あれがパリの灯りだ」・・・

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突然ですが、今パリ行きの機内でこのブログを書いています。
写真はシベリア上空の機内から沈まない夕日をうつしたもの。
今回、京都の伝統産業事業者(友禅と西陣関係)9社でつくる「KYOTO PREMIUM」という海外向け製品開発と販路開拓チームで、パリで行われるインテリアとライフスタイル系見本市「メゾン・エ・オブジェ展」の出展団の一員として現地に行くことになりました。
今回、私が出品するのはキモノ地に金箔で和柄を金箔加工したバッグやステーショナリー類。今私と一緒にシベリア上空をパリに向け夕焼け空を飛行中です。花の都パリでどんな評価を得るのか全くの未知数ですが、とにかく現地で試してきます。

キョウト・プレミアム公式サイト
http://www.kyo.or.jp/premium/index.html

「伝統産業グローバル革新塾」ついに始動!

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本日、同志社大学明徳館にて「伝統産業グローバル革新塾」開塾記念シンポジウムが行われ、僭越ながら私もパネラーの一人として参加させていただいてまいりました。
会場では若い経営者の方々とお話しする機会もあり、自分ももっともっとがんばらねばと元気をいただきました。
会場においでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今日の東京出張、いきなり新幹線に乗り遅れるところからスタート。
しかし幸い自由席を待つ列も3〜4人が並んでいるだけの空いた状態でしたので、6分後ののぞみでリスタート。A,B席を独占状態でゆったりと仕事をしつつの2時間半のトリップです。道中天候も良く富士山も大変キレイでしたので思わず携帯カメラでパチリ(列車内のあちこちで携帯カメラのシャッター音が鳴ってました)。
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一景目は富士川を渡る車窓から2007年新春バージョンの典型的な富士。偶然橋の欄干の隙間でシャッターが切れてくれて奇跡的に写ってくれました。
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二景目は富士川からもう少し東よりの車窓からの眺め。新幹線からの眺めならむしろこちらの方が普通ですね。葛飾北斎が今富士を描いたらどんな風物を描いたんでしょうか。

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。
旧年中、皆様にはほんとうにたくさんの知恵や励ましをいただき、誠にありがとうございました。
本年07年は私にとって、前年までに蓄え準備してきたものをいよいよカタチに出して行く年になります。

まずは1月下旬、フランス・パリで行われる「メゾン・エ・オブジェ展」にて、海外向け新製品の発表を行います。つづいて2月には国内向け製品を「東京国際ギフトショー」などでもお披露目し、それに合わせ、お待たせしすぎm(_ _)mのWEB SHOPも開店する予定です。これ以外でも春以降、いろいろな製品がリリース予定ですので随時このブログで紹介させていただきます。

また個人的な取り組みとして、今春から同志社大学大学院ビジネス研究科「伝統産業革新塾」に外部講師として招聘され、1月21日の開講記念シンポを皮切りに京都の伝統産業界の革新を目指します。また、京都市中小企業支援センター『ブランド活用基礎講座 育てよう「京ものの種」』でもワンポイント講師(2月20日)を承りました。

2007年、伝統産業界も資本やスキームを既存のルートに頼らない新伝統産業の出現の予感。これからおもしろくなってきそうです。

本年もジャパンスタイルシステムと川邊祐之亮をどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成19年元日
ジャパンスタイルシステム 代表 川邊祐之亮