イル・ギオットーネの笹島さんにお会いして

「最も予約が取りにくいレストラン」として有名なイル・ギオットーネの笹島さんにお会いすることが出来ました。実は、先週私が僭越ながら講師を務めさせていただきました京都市中小企業支援センター様主催 ”育てよう「京ものの種」”連続5回講演会の第5回目の講師がこの笹島さんだったのです。ご講演の内容はとっても濃いもので、私自身が今直面している問題や悩みを次々に解きほぐしてくれるヒントがふんだんに含まれ、私にとってはまさに金言集そのもの。クリエーターとして、そして経営者として笹島さんご自身が乗り越えて来られた体験談や考え方を数々うかがううちに、今の私と同じような問題を抱えておられた時期があり、しかし、すでにそれを打開し前に進まれている姿に、共感するとともに笹島さん自信がマスコミ等で拝見する”異次元の存在”ではなく、少し前をいく(というか、かなり彼方前方ですが・・・)”生身の先輩”のように感じてしまいました。(実年齢も笹島さんは私の1コ上)あつかましくてすみません。その後の交流会でも、かなり長い時間笹島さんを捕まえて、ぶっちゃけぶしつけな質問を浴びせ倒しましたが、イヤな顔ひとつされず機関銃のようにお話くださり、めちゃめちゃうれしかったです。散会後、帰り際に笹島さんと2人で四条通りを歩きながら、私に話してくださった言葉は真に実感です。私の場合、様々な講演会やヒヤリングで自分の体験を通して蓄積してきたノウハウをいとも簡単に喋ってしまうのは間違いなのでは・・・って思うことがありましたが、世で得た知識や恩義は世に還元するのが道理だって、ここで笹島さんい改めて体現され、自戒の念にさいなまれてしまいました。先達から受けた恩義は、そのまま先達に返すのではなく、後進に受けついて行くこと。自分がその恩を消費してしまっては連鎖も途中で消えてなくなります。自分の手のひらに載せてもらった恩を後進に譲ってしまえば、手のひらがカラになるって不安になるのが普通です。でも、そこを辛抱して手のひらを一度カラにしてみる・・・すると不思議なことに、これまでの手のひらの大きさでは少し手に余るくらい大きい恩が先陣から回ってきます。この恩をこぼすことは絶対に出来ませんから、頑張って努力すると、いつの間にやら手のひらがこぼさず済むよう相応に大きくなっているのです。でも、それもまた後進に受け継いでいく・・・の繰り返しなのかもしれませんね。
改めて、笹島さん、そして支援センターの皆様、ありがとうございました。