伝統産業革新塾 [作品持ち寄り会]

昨夜、同志社ビジネススクールにおいて伝統産業グローバル革新塾第二回目の講義が行われました。第一回目の記念すべき初講義は広島出張にて参加できませんでした。残念!
さて、私の初参加となった今回は教授陣からの講義ではなく塾生が自社の作品や製品を持ち寄り、各々その特徴などをプレゼンテーションし互いに仕事を理解し合いましょうという内容。正直、京都に長らく住まいし伝統工芸に身を置いている私ですが、職種の違う工芸部門(京都の伝統工芸界ではおおまかに、京友禅や西陣織といった糸ヘン業種を”染織”と呼び、清水焼や京漆器などを”工芸”と呼び大別します。)から参加されている塾生の方のプレゼンテーションは「なるほど〜」の連発で、大変良い勉強になりました。

今回は、家業の初お披露目というわけで、たとえば友禅工房からは手描友禅染のお振袖の披露&即興着付けパフォーマンス(モデルのHさん、お疲れ!)や、清水焼からは工房の看板同然の大変高価な壺を見せていただいたり、型絵染めの型紙を使い丁寧に作り方や柄作りの心構えを話されたり、様々な工房の事業の芯の部分を各々塾生の皆さんが披露。分野の垣根を越え、いわば京都の本物の伝統工芸品が一同に立ち並んだわけであります。普通にみればこれだけでニュースになるほどのバリューがあるわけですが、この革新塾では、これら王道の工芸品は我々が目指す最終形態ではなく、むしろ起点としての位置づけなのです。もちろん、塾生の皆さんは伝統産業の革新をめざし、この塾に応募されたわけですから、各工房とも昨夜のプレゼン通りのオーソドックスな事業を続けているだけではありません。まずは最初の第一歩。これからどんな隠し球が出てくるのか楽しみです!これからの革新塾の活躍乞うご期待くだい。