2007年7月

京都モンの京都知らず


東京に住まいしている人は東京タワーに昇ったことがない、ってよく聞きますが、京都の人間でもそれは同じこと。京都タワーに昇ったことがあるとか無いとか、いや、そんな事を言いたいんとちごて、いわゆる名所旧跡にはあんまり行かしませんな、というおはなし。お店にしてもそうで、むしろ東京の方がお詳しいケースも多々あります。というか、絶対に詳しい。

先日、淡交社さんの「京都に住まえば」という本の取材で、京都人が勧める”京都夏百景”のうちの100分の1景を僕が勧める事になったのです。
http://www.tankosha.co.jp/books/bookfair/index.html
が、さて、こまった。クリエーターとして心に残る1景は何?と改めて聞かれても・・・。僕たちにとって京都は生まれ育った街だから、余りにも不偏すぎてどれもが際だたないし。

僕が提案した1景は、「自宅の風呂につかりながら見える西陣の甍」。僕はここでいろんなアイデアを練るのが大好きですし、これぞ京都に住まわずして感じることが出来ない風景だと自信たっぷりに提案したのですが、夢がないということで不採用に。ま、システムバスですからね。で、記憶の奥底まで再検索し、ストレートにクリエーターとして何かを感じるスピリチャルなレアスポット1景を再度勧めさせていただきました。

さてこのスピリチャル・スポット、人に勧めておきながら、自分自身ではこのところ行ってないので、近々参ってこようと思います。

コンチキチン始まりました。


今年も始まりました。コンチキチン。
上のビデオはデジカメの動画機能で撮った函谷鉾の模様。
11日に鉾建てが終わり、12日の今日、曳初(ひきぞ)めが行われました。ちょうどその時間は打ち合わせの為、大阪に出ていたので動く山鉾は観られませんでしたが、京都に戻った19時半頃ちょうど函谷鉾上でお囃子が始まり、しばしその場で楽しんできました。


函谷鉾から四条を東にいった長刀鉾では町家から乗り移るための渡しを掛けてはりましたので、宮大工さんのお仕事パシャリ。

お祭り自体は7月1日に始まり31日に終わります。17日の山鉾巡行も僕が1歳の頃まで、”前の祭り(17日)”と”後の祭り(24日)”の2回巡行があったそうです。今は17日の一回に合体してしまいました。もちろん僕の記憶にはまったくありません。

僕の常識では巡航は年に一回、でも僕のオヤジの常識では二回。しかも巡航のルートも全然違います。伝統といっても時代に合わせてどんどん形は変わっています。どの時代のスタイルがオリジナルなのか、、、、という議論は止めどもないですが、変わるべきでないのはその心ですね。
恒例のちまきも一応ゲットしときました。

月下美人と、七夕の夜

今夜は七夕。そんなロマンティックな夜に僕はというと、町内のおっちゃんやおばちゃんたちと町内自治会会議という名のランデブーを行ってきました。(地蔵盆が迫ってきましたからね〜)
会場にお借りしたお宅で、ちょうど会議の最中に月下美人が咲き始め、その場に居合わせた僕はラッキーにも座敷でその妖艶な花を拝見させてもらうことができました。

月下美人は、その名の通り夜に咲く花。夕方頃咲き始め、深夜にはとうとう満開となり、その甘い香りをあたりに漂わせる。そして明朝、真っ白の妖しい花弁は一夜限りでしおれてしまうという、これまたドラマティックな花なのであります。2007年7月7日、こんなラッキーセブンが続く七夕の夜に、月下美人の花に出会いました。