宇宙のコト(JAXA)

<音と染の融合 S・CORE>

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□音禅法要
2013年5月18日、快晴。
サヌカイトの打音と雲水さんの読経が紫野の空に抜けて行きました。

臨済宗のお寺として京都紫野の地に700年続く大徳寺の仏殿で行われた「音禅法要2013」。
東日本大震災と紀伊を襲った水害の犠牲者鎮魂のため、大徳寺管長様をはじめ山内塔頭の和尚様や僧堂の雲水さんからなる大徳寺派の僧侶の皆様の読経、それに熊野本宮大社から宮司様を招き大祓を行うなど、神仏合同の形で法要が行われました。

この法要のもう一つ大きな特徴、それは世界的な音楽家ツトム・ヤマシタ氏による「観・聞・香」など人の感性を介しての読経と音楽の融合です。
川邊はこの音禅法要2013にて、ツトム・ヤマシタ氏の衣装に用いる布と、楽器「サヌカイト」を飾る友禅のよる染布の製作を担当しました。
音禅法要FACEBOOK

□ツトム・ヤマシタ氏との出会い
ツトム・ヤマシタ氏と始めてお会いしたのは2012年の秋。
同志社大学の寒梅館の一室で、同学大学院の村山教授のお引き合わせにて実現し初対面でした。
高校生の頃からプログレッシブ・ロックなどを聴き、関連書籍を読みあさっていた私にとって世界のアートシーンでリスペクトされる日本人ミュージシャン、ツトム・ヤマシタ氏はヒーロー的な存在でした。それから30年が経ち氏に実際にお会いし、さらにプロジェクトでご一緒できるなんて!

□宇宙からのインスピレーション
事の発端は、JAXAと同志社大学が実施した宇宙実験「SPACE SAKURA(スペースサクラ)」でした。
この実験は、世界の宇宙機関で唯一日本のJAXAのみが実施している文化・人文社会分野での科学利用パイロットミッション(芸術利用)で、"無重力空間で友禅で染めた桜が舞う風景を3D動画で取得する"というもの。
JAXAウェブサイト
川邊はこの実験に企画者のひとりとして関わりました。そしてそのアウトリーチの一つとして実験で得られたインスピレーションを用い、禅や宇宙を哲学や芸術として表現される「音禅法要」やツトム・ヤマシタ氏と共同で、染めを開発することになったのです。

□無と有、禅と友禅
私は、今まで習得してきた「友禅」とは、表面上、文様を豪華に「プラス」する方向性をもったもので、無駄なものをそぎ落とす、色で例えるなら白と黒の「禅」とは真逆の性格をもっていると考えていました。(禅に傾倒していた故スティーブ・ジョブス氏が作った製品のほとんどが白か黒)ここが最大の矛盾点で、この音禅法要でのプロジェクトに、真逆の性質を持った友禅でどうやってアプローチできるのだろう、、、と悩み続けていました。
ある日、ツトム・ヤマシタ氏にこの件を相談したところ、「それでいい」と一言。・・・ますます分からなくなってきました。

□結合するための「素」
「禅」の本質までは遠く及ぶはずもありませんが、「音禅法要」で使う染布を製作する上で不可欠な考えとして私なりに導き出した答え、それは、不必要な飾りや鎧を省くことで、物事の本質とも言うべき「素」に近づき、新たな融合を得ることができる、でした。
そぎ落とす、素になる、数学でいう素因数分解に相当する考えを染めの中に持ち込む事にしました。
さて、加える方向性の友禅を素まで分解する事は可能なのでしょうか・・・

□無になる染
正確な染を行うには長年の経験や技術が必要です。我々友禅の業界の人間も長い時間をかけその技を磨いてきました。作品を作るにしても何をモティーフにするのかや、どのような構図にするかなど、作品の出来栄えに大きな影響があり、作家はそこに最大の腐心します。私はここの観念、すなわち「構図」「色」「テクニック」など、長年知識として身に着けてきた鎧である「作画意図」を思い切って捨てる染め方として、墨流し技法を応用した今回の「S・CORE(エスコア)」の染を考えつきました。水面に浮かせた色を、ツトム・ヤマシタ氏の奏でるサヌカイトの波動のみで動かし布に染着させるこの技法は、その染に関わった誰もが自分の作為を反映させる事はできません。全くの「無」により描き出される文様・・・「S・CORE(エスコア)」はまさに、人の作為を無視した、究極の抽象といえるかもしれません。

今後の「S・CORE(エスコア)」の展開にご期待ください。

FACEBOOKページ

<S・CORE(エスコア)>
サヌカイト音の波動による染。
サヌカイト、サウンド、ソニック、ソメ、スペース、サクラ、の頭文字の「S」と芯を意味する「CORE」を組み合わせた造語。
Score(楽譜)の意味も持つ。

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テレビ東京「宇宙ニュース」

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テレビ東京「宇宙ニュース」にて,"宇宙さくら吹雪"実験が紹介
されます。

http://www.tv-tokyo.co.jp/spacenews/

本日4月12日(木)21時54分〜 テレビ東京系で放送です。
無重力で舞うさくら吹雪の動画が番組内で使われると思います。

我が家は地デジアンテナを京都の鬼門方向(比叡山)へ向けいていますので,
テレ東系のテレビ大阪は視聴できません・・・涙
BSジャパン(日曜日20時54分〜)で観ます。

宇宙で舞う花ふぶき

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数年前から取り組み,今年(2012年)2月2日に実施された「スペースサクラ」実験について,大学からの広報が終わり,新聞紙面に記事が掲載されましたのでご報告します。

読売新聞さん

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120331-OYT8T00033.htm

Yahoo
ニュースさん(京都新聞さん)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000020-kyt-l26


JAXAさんKIBOウイークリーニュース(動画)

http://iss.jaxa.jp/library/video/spacenavi_wn120215.html

文化・人文社会科学利用パイロットミッション『「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化』?(7分12秒あたりからです)


??JAXAホームページの記事

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/120206_spacesakura.html


先日,宇宙で行った「スペース・サクラ」の実験の模様がJAXAさんの広報番組で紹介されています。私もX星人みたいな3Dメガネかけて映ってますので,是非ご覧下さい。

http://iss.jaxa.jp/library/video/spacenavi_wn120215.html

宇宙航空研究開発機構(JAXA)さんのWEBサイト

宇宙で桜吹雪を舞わせる実験について,

宇宙航空研究開発機構(JAXA)さんのWEBサイトに記事が掲載されました。

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/120206_spacesakura.html


実験観察中の,我々「クールス」3人衆の写真も掲載されています(笑)

「SPACE SAKURA」ミッション大成功!

国際宇宙ステーション(ISS)の無重力空間にて,
友禅で染めサクラを舞わせる実験「SPACE SAKURA」ミッションは無事成功しました!
今回はISSからリアルタイムで画像を下ろし,筑波宇宙センターの実験管制室で3D画像をモニターしながらの実験でした。
真っ暗なモニター画面にパッとテスト画面が写った瞬間,鳥肌が!

JAXAスタッフのみなさん,それにここまで導いてくださった村山先生,同志の渡邉さん,
本当に感謝です。
成功して良かった・・・・(涙)

UOA(User Operation Area)にある地球画像の壁面へ,
同志社大「TEAM SPACE SAKURA」の寄せ書きもさせていただきました。
子どもの頃からの夢が叶った日,
私は雅号"祐之亮"ではなく親からもらった名"祐司"で記しましました。

「友禅×宇宙」実験の日程が決定しました。

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三年前から取り組んでいる国際宇宙ステーションで実施予定の「桜ふぶき」実験ですが,
ついに2月2日に行われる事になりました。
読売新聞さんに取材いただいた記事がWEBにもアップされました。

写真は友禅で染めた12色の桜の花びら。
昨年10月にバイコヌール宇宙基地から
ロシアのプログレスロケットで打ち合わげられ,
現在地球の軌道上をまわっています。

京都きものサローネ開幕

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11月1日,準備を進めてきていた「京都きものサローネ」が開幕しました。私が同志社大学で研究させていただいてる「宇宙×京都」を具現化した作品展「宇宙ときもの」展を,この「京都きものサローネ」で展示しています。

「京都きものサローネ」
商談見本市:平成23年11月1日(火)・2日(水)
一般公開 :平成23年11月3日(祝)
      10時?20時(11/3は17時まで)
会場:京都産業会館3・4F(四条通烏丸西入)

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今回,正面見つけから会場に入って直ぐの18mもの壁面が展示スペース。
背景画は,地球の写真を全体に引き伸ばし友禅の帯が浮遊するイメージをデザインしました。

以下,「京都きものサローネ」に展示中の「宇宙ときもの」展から小作を紹介します。陸域観測衛星ALOS「だいち」が宇宙空間から撮影したアラスカ・スワード半島とそこから離岸する流氷を捉えた画像を,伝統的な雪輪取りという構図の着物柄として取り込んだ振袖です。着物一枚の画角が京都市ほどのスケールとなります。初めてこの流氷の画像を観た時,自然が創るモノトーンの流氷に心惹かれました,また流氷がひび割れ黒い海面が現れる様が,ちょうどロウケツ染のロウの割れように見えたことがこの作品作りのキッカケとなりました。八掛(裏地)にはグレートバリアーリーフのサンゴ礁の画像を施しています。きものでは,表の柄と裏の柄の組みあせのストーリー性を重んじる文化があります。ここでも,地球温暖化による海面上昇により南洋のサンゴ礁が死滅する危険性がある事など,環境問題をも提起するデザインとしました。上前の裾文様には雪輪を月に見立て,その月にむかって飛翔するうさぎの構図としています。
使用した生地はぽってり肉厚の丹後ちりめんの銀通し。全体にキラキラと光って氷の粒が輝いているような表現になりました。展示が終わったら上前の流水部分にでも,箔であしらいをいれてもいいかも。うさぎは京繍の白の糸で縫いつぶしが良いか,縁をコマでくくるかかでしょうか。

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(写真)アラスカ・スワード半島の流氷振袖

続きまして,上の振袖の浴衣バージョン。
振袖の図案をそのまま浴衣にするのでは面白くないですね。
そこでまずは可愛くするために,伝統的な雪の結晶柄を全体に散りばめました。デザインのテーマは「流氷振袖」と同じですから,この浴衣でも雪輪のモチーフを使いますが,こちらは雪輪自体を黒のシルエットでのぞかせてちょっと大人っぽい印象の図案としました。バックはもちろんロウケツ染めのような表情をみせるアラスカの流氷です。
振袖は「絵羽」と呼ばれる一枚の構図が全体の画面として構成されますが,浴衣は「送り」と呼ばれる繰り返し柄となります。テキスタイルデザインなら「リピート」と呼ばれます。この違いも図案を作る上で大きな制約となっていますが,浴衣らしい可愛さは,この送り柄からくるところも大きいのです。
さて真夏の衣装である浴衣に,真逆の季節柄の雪や氷をモチーフっておかしい?・・・そうなんです,暑い時期だからこそ,涼しい文様を身につけることで涼しさを感じようと,ちょっとした遊び心を入れてみました。仕立てもこの展示会用に振袖仕立てにしてみました。華やかですね。

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(写真)アラスカ・スワード半島の流氷と雪紋浴衣


最後にご紹介するのが,カーボンファイバー振袖です。
初めてこのカーボン素材を見た時,その「艶」に私は感動しまし,この素材できものを作りたい!と考えつづけていたのですが,この「宇宙ときもの」展をキッカケとしてついに実現しました。烏の濡羽色,あるいは濡髪に例えるのが良いのか・・・適当な言葉が見当たりませんが,この炭素が作り出す漆黒の艶感は,絹のそれとはまったく別次元の美しさがあります。全体のヌメ感はこれまでのテキスタイルでは本当に見たことがない作品となりました。
カーボンといえば皆さんも,ゴルフクラブのシャフトや自動車のパーツなどでご存知の方も多いかと思います。このほど就航したボーイング787にもカーボンが多く使われている事が報道されていたのは記憶に新しいですね。航空機の機体など宇宙航空産業の分野で欠くことのできないハイテク素材として,カーボンは今脚光を浴びています。
今回,この作品に利用したカーボンは飛行機に使ったりする素材と少し質感が違っています。最大の違いはそれは柔らかさです。通常のカーボンは樹脂で固められたガチガチの板状の素材ですが,この振袖は樹脂で固める前の繊維のままで生の糸のまま使用した,おそらく世界で初めての振袖なのです。(裏を取ってませんがこれを織れるのは世界で1社しかありませんので。。。)さて,ここから先は少し専門的になりますが,通常のカーボンはレピア織機と呼ばれる機械で織られる平織りの織物ですが,この振袖は西陣のジャガード織機で織られていいます。ということは,,,,織物に詳しい方なら容易に想像いただけるかと思いますが,このカーボンは平織りだけではなく,美しい織り文様を自在に織り込めるのです。この振袖では,独特のドレープ感を強調する織柄として,40センチの幅の山形斜文といわれる伝統文様で別織りしています。写真ではなかなか質感をお伝えできませんので是非,会場で直接ご覧になってください。ちょっとだけなら触ってもいいですよ(笑)
「京都きものサローネ」一般公開は11月3日のみとなりますのでご容赦ください。

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(写真)カーボンファイバー山形斜文振袖

「きものサローネ」

「京都きものサローネ」に宇宙ときもののタイトルできもの三点を出品します。
以下紹介文です。

せる同志社大学大学院ビジネス研究科・伝統産業グローバル革新塾のこれまでの歩みを紹介し、展示します。
「きもの」文様のデザインは、花鳥風月をよしとし、元来自然由来のモチーフを身にまとう事を粋としてきました。友禅が生まれた江戸時代の身近な草花を愛でた自然観と、21世紀の現代、科学の進歩にともに広がった自然観を「きもの」通じて対比する「宇宙ときもの」展では、宇宙空間から眺めた地球の姿をデザインに取り込んだきもの等の展示を行います。

http://ja-jp.facebook.com/KimonoSalone


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友禅×宇宙

このブログにも何度か書いている「友禅×宇宙」のこと。

JAXAさんとの取り組みでは今までに

観測衛星の取得した画像を使い様々な物を作って来たが、

今回はいよいよ私の制作物が宇宙に飛び出す事になりそうだ。

http://www.yunosuke.com/jaxa/


月曜日、同志社大学大学院ビジネス研究科のある同志社大寒梅館にて

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の方々と

「友禅×宇宙」を実現するべく会議を行った。

前回、筑波宇宙センターでの会議以来実に4ヶ月ぶり。


今回、私の夢が叶い、

同志社村山教授のもとで進めさせていただいているプロジェクトは、

JAXAにおいて「文化/人文社会科学利用パイロットミッション」

と呼ばれるカテゴリーに属する"文系"の実験で、

国際宇宙ステーションISSの日本実験棟「きぼう」で行われる予定。


そもそもこのプロジェクトがスタートしたのは約二年前。

同志社大学大学院ビジネス研究科、

村山裕三教授率いる「伝統産業グローバル革新塾」の

宇宙好きの有志が集まった「宇宙とつながる京都研究会」が母体のプロジェクトだ。

(スタートアップ時に行ったシンポジウムの記録はJAXAのWEBサイトにあります)

そして今回の我々のプロジェクトの概要はこちら。


今回のプロジェクトでは、

日本人の誰もが心に様々なイメージを持つ風景(自然現象)でもあり、

友禅のモティーフにもよく使われる「桜吹雪」を

無重力の国際宇宙ステーション内で再現するというもの。

もちろんこの実験にもアナログの友禅染めも使う予定だ。


詳細は後日!





宇宙+友禅 いよいよ第2ステージへ

一昨年から私、川邊祐之亮が関わっているJAXA(宇宙航空研究開発機構)とのコラボレーション第2ステージがいよいよ本格的始動!

08年に行った第1ステージは、人工衛星「だいち」が700km上空から撮影した美しい地表の様子を文様に見立てた、メッセンジャーバッグ浴衣室内装飾、などを製作だった。このコラボでは京友禅など"自然の様子をデザインに活かし愛でる"日本の伝統文化を現代的に解釈し、「科学の目で見た地球の美しい姿を愛でる」をコンセプトとして、今の生活でよく利用される身の回りの品物への落とし込みを行った。この取り組みはJAXAのシンポジウムで発表した他、新聞、テレビニュースなどでも報道いただいた。(JAXA公式プレスリリースはこちら

そして第2ステージへ。今度は私たちのクリエイティブが、ISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」で行う人文社会科学利用パイロットミッションとして宇宙に飛び出そうとしている。昨日、日本最高気温を記録した京田辺にうかがい同志社大学工学部の流体力学ご専門の山口教授にお会いし様々なアドバイスをいただいた。

いよいよこの秋からは本格的なクリエイティブが始動。マイルストーン毎に本ブログで進捗等お知らせできれば考えていますので、ご興味のある方は楽しみにお待ちください。

我も宇宙へ!

宇宙は子供の頃からの夢の場所。

もの心ついた頃から、自分自身は行けないけれど、

宇宙やロケットなど宇宙関連のなにがしかに

関わりを持ちたいとずっと願っていた。


今日、山崎宇宙飛行士がISS(国際宇宙ステーション)に到着した。

本当に凄い!


実は先日、JAXAにてISS「きぼう」日本実験棟にて実施する

文化・人文社会科学利用パイロットミッションの候補に

同志社大学の村山教授率いる、

我らのプロジェクト”「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化”が選定候補になった!


http://kibo.jaxa.jp/experiment/application/epo_2010_selection.html


この道を示していただいた先生に感謝!

丸の内地球市民ギャラリー

3月12〜31日とまだ先の話ですが、

宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催の

「地球遺産・躍動惑星・日本空訪」展<丸の内地球市民ギャラリー>にて

拙作の人工衛星画像を使った浴衣他を展示します。

丸の内の地下通路にこんなギャラリーがあるのですね!

詳しくは 下記PDFファイルをご覧下さい。

http://www.sapc.jaxa.jp/about/spread/img/marunouchi_info.pdf

界隈を通勤路にされている方がおられましたら是非ご覧下さい。

「宇宙とつながる京都」

昨日3月12日、同志社大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共催フォーラム「宇宙とつながる京都2009」講演会が同志社大学寒梅館ハーディーホールにて行われました。会場には200名近くの方においでいただき、また懇親会にも80名以上の方が残っていただけるなど、とても盛況な催しとなりました。平日にも関わらずお忙しい中お足を運んでくださいました皆さま、本当にありがとうございました。またこの講演会の準備から当日の運営までお世話になりましたJAXAの皆さまと、村山先生をはじめとする京都側メンバーの皆さま、本当に御世話になりました。

この講演会の狙いは、京都の伝統工芸と宇宙を結びつけるという一見荒唐無稽に思える事が実は実現するのだ、ということを告知するとともに、まだ見ぬ仲間を募る事。
近い将来、京都のモノやコトを宇宙に浮かぶ国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」に運びます。



会場エントランス付近には陸域観測衛星ALOS「だいち」の模型を展示。


床面には4M四方にプリントされた京都、滋賀、奈良、大阪を一画面におさめた全近畿俯瞰図。陸域観測衛星ALOS「だいち」は70kmの幅で地球表面をリンゴの皮を剥くようにシームレスに撮影していきます。
琵琶湖から大阪湾まで継ぎ接ぎ無い1ショットで映しているという超ワイド画角なのに、最大解像度は地上の2.5m大のものまで識別できるという超高精細能。実際なんと私の自宅までが認識できるではないですか!このスケールの多きさと微細な感度を併せ持つ「だいち」の性能に改めて驚かされました。



宇宙服も特別展示。調節つまみに記された文字はすべて鏡文字。身体をかがめないので手に装着された鏡で映してみるそうです。なるほど!


会場の同志社寒梅館ハーディーホール。平日の真っ昼間でかつ確定申告の閉め切り(笑)も近いというのに、たくさんの方にお集りいただきました。ありがとうございます。


基調講演は同志社ビジネススクールの村山教授。京都と宇宙、実は平安時代から関係があったんだという衝撃的なプレゼンテーションを行われました。


不肖私も着物に袴姿で登壇し「だいち」の衛星画像を利用し製品化したこんな例こんな例こんな例など実績と、国際宇宙ステーションで何が出来るのか?というプレゼンテーションを行わせていただきました。


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この講演会のスペシャルゲストは宇宙飛行士の山崎直子さん。
当日はヒューストンにおられるらしく、京都への来場叶いませんでしたが京都への想い等、ビデオを通して熱いエールをいただきました。

京友禅、2010年宇宙の旅


「2010年宇宙の旅」とは、アーサーCクラークが書いたSF小説のタイトルですが、
これがなんだか自分の中で実現しそうな気配です。

昨日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、これから宇宙飛行士になられる2人の候補者が発表されました。子供の頃、とくに男子のだれもが憧れる宇宙。シャトルに搭乗し、上に飛び立つ夢を現実に。。。。。ご本人たちも本当に信じられないと記者会見でも話しておられました。その夢に向かって一つ一つ努力を積み重ねてこられた結果、信じられないような成果をも結ぶのですね。

このお二人のように自分が宇宙に行ければ、それこそ天にも昇ってしまいそうですが、それは宝くじにあたるよりも難しいそう、、、、。
実はもっと現実的な取り組みを同志社ビジネススクールの村山教授を中心に進めています。
本日(09年2月26日)の京都新聞夕刊のトップにその私たちの宇宙への取り組みが紹介されました。


http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022600115&genre=G1&area=K00

このプロジェクトも、前出のJAXAさんとの共同研究。新聞の記事では限られたスペースですので詳細な情報は出ていませんが、宇宙で何すんねん?の詳しくは3月12日(木)、同志社大学?寒梅館ハーディーホールで行う「宇宙とつながる京都2009」フォーラムの中で発表させていただきます。

http://kiboforum.jaxa.jp/partnership/seminar/090312_info.html

また、夕方から懇親会も催しますのでそちらにもお越しいただければゆっくりとお話できる機会があると思います。是非、おこしください。

「宇宙とつながる京都2009」

本日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、川邊も参加している
”きぼう利用フォーラム京都講演会「宇宙とつながる京都2009」”について
プレスリリースが行われました。

JAXAプレスリリースTOPページ
http://www.jaxa.jp/press/2009/02/index_j.html

きぼう利用フォーラム京都講演会「宇宙とつながる京都2009」
http://www.jaxa.jp/press/2009/02/20090209_kiboforum_j.html


今、本来の意味合いや目的が忘れ去られようとしている京都に伝わるモノやコトを極限まで無駄をそぎ落とした居住空間である国際宇宙ステーション(ISS)に運び、その本質を確かめようとする試みが「宇宙とつながる京都研究会」です。

この研究会は同志社大学ビジネススクールの伝統産業グローバル革新塾と、宇宙航空研究開発機構が中心となり行われる、まさに世界ではじめて、文化を宇宙に持ってあがる(かもしれない)壮大なる研究プロジェクトなのです。

経済学×伝統産業×最先端宇宙産業=?
どんなものがこれから飛び出すのか、だれもわかりせん。
このフォーラムではその一端がかいま見られるかもしれませんね。

もちろん川邊もこれまでの成果を壇上でお話させていただく予定。
(昨年まで取り組んだ陸域観測衛星ALOS「だいち」関連とISS関連の話)

展示物として、めったに見られない
ほんものの宇宙服などもやってきます!
平日ですがご都合の付く方は是非、会場に起こください。

事前申し込みはこちらから・・・(当日はJAXAノベルティーがもらえます)
https://ssl.tksc.jaxa.jp/kiboforum/event/index.php?event_name=2

○開催概要
日時: 平成21年3月12日(木) 13:30開演
場所: 同志社大学/寒梅館ハーディーホール (京都市上京区今出川通り烏丸東入)
入場料: 無料(交流会は2,000円 当日払い)
定員: 講演会:先着300名
交流会: 先着50名

当日のプログラムはこちら
http://www.jaxa.jp/press/2009/02/20090209_kiboforum_program.pdf

「宇宙とつながる京都」研究セミナー

先の11月28日に同志社大学で行われた
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙とつながる京都」研究セミナーが
JAXAのWEBページにアップされましたのでお知らせします。
             ↓
http://kiboforum.jaxa.jp/partnership/seminar/index.html

私のプレゼンテーションも講義録(抜粋)になっていますのでご覧くださいませ。
             ↓
http://kiboforum.jaxa.jp/partnership/seminar/081128_4.html

だいちの感謝状

昨日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)さんのレセプションにて参加してまいりました。

ここで陸域観測技術衛星ALOS(だいち)の製造や、
打ち上げ、または運用に貢献した企業に対し、
立川理事長から感謝状が渡されるというセレモニーが催されました。

一社毎企業名が読み上げられ理事長より直々に感謝状が手渡しされます。
衛星の製造に関しては、三菱さん、NIKONさん、NECさん、・・・・
さすが東証1部上場超メジャー企業ばかり。。。。
その他、衛星データの利用に関しては、
東海大学さん、慶応大学さん、、、こちらも有名どころ

が、そこにななんと!
唯一”有限会社”である弊社が名を連ねさせていただけるという
過分なる名誉にあずかりました。

http://www.sapc.jaxa.jp/use/case-study/art/yuuzen.html
(同志社伝統産業グローバル革新塾でのこの取り組みを評価いただきました。)

この取り組みでは宇宙を伝統産業に盛り込むことを目標にしていましたが、
実はすでに第二の取り組みがキックオフしています。

この第二フェーズでは、この逆を行う予定。
ってことは、伝統工芸を宇宙に!?

これからの祐之亮の活動、ご注目くだい。

だいちの部屋


JAXA関連でもう一つ。
8月26日付 毎日新聞夕刊(関西版)に、川邊がプロデュースしたエステティックサロン様の一部屋が「室内宇宙遊泳!?」というタイトルの記事になりました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星ALOS(だいち)が地上700kmの宇宙空間から撮影した、中国の天山山脈を天井一面にあしらい、地球のエネルギーを身体一杯で感じられる部屋に仕立てました。

このサロンでは五行五色を取り入れ施術室のテーマにして店舗を開発。
そのうち「土」をテーマにしたのがこの部屋なのです。
不思議なことなのですが、この部屋に入るとなぜかよく汗をかくのです。
キモチが身体に作用するプラシーボ効果ってどうやら本当のようです。

<このサロン様での川邊の仕事(JAXA関連ではなく友禅関連のデザインです)>
http://www.jss-kyoto.jp/home/entrance.html
http://www.jss-kyoto.jp/home/tapestry.html
http://www.jss-kyoto.jp/home/byoubu.html

だいちの浴衣

ニッポンの人工衛星「だいち」から撮影したアラスカの流氷と、イギリスの人工衛星が撮影したグリーンランドの画像をつかった伝統と先端技術の融合の浴衣が出来上がりました。3月に発表した「だいちのきもの」(JAXA WEBページ)の浴衣版で、たった6枚の限定品です。すでにそれぞれオーナーの手元にお届けいたしましたのでこの夏全国各所でデビューすることでしょう。

アカデミーヒルズ六本木ライブラリーにて


〜お知らせ〜

2008年8月4日〜9月3日(予定)まで、
アカデミーヒルズ六本木ライブラリー(六本木ヒルズ森タワー内)
エントランスショーケースにて、
「陸域技術観測衛星“だいち”がみた地球 ?700?彼方からの画像?」
が行われ、川邊がデザインした「だいちの時計」と「だいちの風呂敷」他が展示されています。

お近くの方は是非おいで下さい。

ニュースをご覧頂いたみなさんへ

ありがとうございました。

昨日の放送ではコーナーの冒頭という晴れがましい部分で
ウチのきものをつかっていただきました。
例の着物をカメラがズズーとなめて、
最後に僕のインタビュー(というかワンコメント)が入るという構成です。

その他、宇宙カレーとか、宇宙寝袋とか、
3月のJAXAシンポジウムでお披露目された製品を中心したオンパレード。
子どもたちが採集した円山公園の桜の種を
宇宙に持っていくプログラムは夢がありますね。

僕もとあるものを宇宙に持って行ってもらうことを目標に
夢を追うことにします。

【お知らせ】読売テレビ「ニューススクランブル」でだいちのキモノが紹介

6月6日(金)午後6時15分
読売テレビ「ニューススクランブル」にて、
だいちのキモノが紹介されます。

先週放送予定だった特集が、臨時ニュースのため、
今週末へ繰り越しとなっていました。
先週テレビの前で待ちかまえてくださった皆さま、
本当に申し訳ございません!

今夜は必ず放送されると信じております。
特集では様々な宇宙グッズがたくさん紹介され、
弊社とJAXA様とのコラボレーション製品も
その一つとして紹介されると思います。

お時間ございましたら是非ごらんください。

だいちのバッグ

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出来ました、だいちのバッグ。
先のJAXAシンポジウムで発表したメッセンジャーバッグをここでご紹介。
例のキモノと同じアラスカのシューアード半島に流れ着く流氷の
衛星画像をプリントしバッグに仕立ててました。

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文字通り、けっこうクールなデザインになりした。
この試作品でブランドはJAXAとウチのダブルネームと仮にしていますが、
オリジナルのブランドを作った方がスマートかもしれませんね。
細部のブラッシュアップをもう少し進めることとします。

「JAXA COSMODE PROJECT」始動!

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いよいよこの日が来てしまいましたJAXAのシンポジウム。
初めてお話があったのが昨年の12月。
そこから約4ヶ月後のお披露目です。
本当にカタチになるのか不安で一杯でしたが、
どうにか良い発表ができそうです。

さて今回もギリギリの当日未明に出来上がった試作品を
大阪の会場へ搬入します。
事前に発送することも出来ず、ハンドキャリーすることにします。
前夜の段取りではJRにて文字通りハンドキャリー予定でしたが、
手に持ちきれないと判断、急遽車にて会場入りすることに。

今回発表する製品は、
・陸域観測衛星ALOS[だいち]撮影データを使ったキモノ
・同、ショルダーバッグ(メッセンジャーバッグ)
・同、カンファレンスバッグ(ペーパーバッグ)
・同、風呂敷
・同、壁掛け時計

案の定、豊中から阪神高速入り口渋滞に捕まり
大阪国際会議場にたどり着いたのはお昼前になってしまいました。
なんだかんだと準備やリハーサルも済ませ、
いよいよ開演の午後3時です。

sinpo02.jpg

ここから現場レポート(長文注意)

このシンポジウム「くらしのなかの宇宙ブランド」では、
これまでJAXAが開発した宇宙やロケットの技術を
衣食住にまつわる製品をつくる民間企業が、
自社製品やサービスに宇宙技術を応用する事例と
(スピンオフっていうらしい)、
逆に民間企業が宇宙へ向けて開発した製品(スピンイン)事例を、
それらの当事者企業数社の担当者が順番に登壇し
代わる代わるプレゼンテーションを行います。

例えば、ロケット先端部分に塗る特殊な断熱塗料を応用した、
塗るだけで空調費が節約できる建築用断熱性塗料の紹介や、
今国際宇宙ステーションで地球の周りを回っている
土井宇宙飛行士が身につけている縫い目がないポロシャツ、
宇宙ステーション専用の地下足袋型シューズ、
また西川産業さんの宇宙ステーション用寝袋、
松下電工さんのLED照明器具、、、
などなど・・・。
実際に宇宙にいっているすんごい技術の大オンパレード。

その発表会の2番手に登場したのが私たち同志社革新塾チームです。
理系ものばかりの中に、かなり毛色違いの文化系(しかも美術系)として、
弊社川邊とプーゼフルールの渡邉社長が登壇します。


製品説明を行う僕。スクリーンにはライブカメラで手元のクローズアップが映し出されます。

まずは僕から。
司会者との掛け合いで製品の特徴や狙いなどを説明していきます。
今回はスタンドアローンのプレゼンじゃないのでかなりリラックス状態です。
苦労したポイントや製品のコンセプトなど、
昨日の日記の内容ほとんどそのままを
会場の皆さんにお伝えさせていただきました。

僕に続いて渡邉社長からのプレゼン。
プーゼさんでは、フラワーアレンジの作家でもあり奥様でもある
浦沢美奈さんが自ら撮影されたお花の写真と、
衛星写真を組み合わせ12枚綴りのポストカードとして製品化。
そのコンセプトをご披露されました。

今回は僕も渡邉さんも同じ衛星画像アーカイブを使いましたが、
僕が選択しなかった画像も的確に選ばれていて、これには脱帽。
美容室と花屋を京都市内に何店舗も展開されている実績をおもちの
渡邉社長の女性目線を逃さないフィルターはさすがです。

二人の文化チームのプレゼンの後、
特別イベントの「メガスター」プラネタリウム公演!
これも楽しみにしていたイベントの一つです。

さて、会場が暗〜くなって、始まりました!
星空がドームに映し出され、わあキレイ、、、
、、、その後記憶がございません。。。

さて、プラネタ〜コーヒー休憩を挟み、
貫徹明けの頭がすっきりしたところで
第二部ではいよいよ革新塾塾長の村山教授の講演です。

ハイテクイメージの宇宙を意外な角度から切る視点、たとえば、
陰陽師でもあり天文博士の安倍晴明を祭った
晴明神社(西陣にあります)を引き合いにだされたエピソードは
とくにハイテクに縁遠い女性聴講者の関心を引きつけていました。
ご自身の銘々時にいただかれた晴明さんの鑑定書のホンモノも
実際に提示されたり、
ソフトイメージであたらしい宇宙ブランドの提案をいただきました。

その後いくつもの講演が行われ、
最後はJAXA立川理事長からJAXA宇宙ブランドの発表。
「JAXA COSMODE PROJECT」と呼ぶそうですが、
今回の私たちの製品にもロゴを付けられるそうです。

会場には300名をこえるお客さんがこられ、
前日新聞発表されたキモノも大注目を集めることができました。
とにかく4ヶ月前からはじまった妄想プロジェクトも
なんとか一段落、これからプロフィットしてくため
ブラッシュアップフェーズに突入です。

もっとも問い合わせが多かったショルダーバッグは、
ブラッシュアップし4月中旬には弊社のWEBショップで販売できるよう
段取りを進めます。
http://yuzenstyle.com/
時計は4月上旬に、風呂敷も数量限定ですが同じくらいの時期に
販売できるよう努力いたします。
お楽しみに!
お問い合せはこちら

最後になりましたが、
会場にお越し下さった皆さま、ありがとうございました。
また、製品化にあたりコンテンツ提供や
様々なサポートにご尽力下さったJAXAの皆さま、
また、(有)←(有志の意味)りもせんかんぱにーの妄想系皆さま、
深夜メールでお互い励まし合った渡邉社長、
さらには、この道に引きずりこんでくださった村山塾長先生、
本当に感謝しております。
ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。

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左からプーゼフルールの渡邉さん、同志社BS村山教授、僕(ネクタイ曲がってる)


後日補足
宇宙航空研究開発機構(JAXA)産学官連携部
JAXA産学官連携シンポジウム2008「くらしのなかの宇宙ブランド」開催報告サイト
http://aerospacebiz.jaxa.jp/topics/2008/topics20080407_j.html

流氷のキモノ

明日21日に開催される
宇宙航空研究開発機構(JAXA)シンポジウムで
発表する「流氷のキモノ」が
本日20日付け読売新聞(関西版)の1面に掲載されました。
僕もなんだか変なポーズで添え物として写ってます。。。

このキモノ、なんとか衣桁がけできるまでに仕上がったのは取材が入る30分前。
あいかわらず時間的にスリリングな僕の仕事ぶりです

さて、このキモノですが、明日のJAXAシンポジウムの為、
ちょっとしたメッセージを込め試作した展示用スペシャルキモノなのです。

このキモノのコンセプトをちょっとだけご紹介・・・

江戸時代から続く友禅紋様には私たちの身の回りにあるお花や木、蝶々や鳥などの植物や生き物、また川や海、雲など自然現象をデザインに取り込んだものが多くあります。

つまり友禅紋様とは、自然と共生し自然を大切にする日本人が元来持つエコロジーなライフスタイルを象徴していると僕は考えています。
これを現代的に解釈したのが今回のキモノ。
伝統とか保守とかとは真逆の科学の翼と目でとらえたありのままの地球の姿をキモノに映すことで、分かりやすく自然環境と共生する=日本文化=伝統紋様という友禅紋様の意味を伝えることがひとつ。
また「人工衛星とキモノ!?」と見る人にちょっとした驚きと興味を持っていただくことで、僕たち日本人が古くから持つエコ感覚を現代の全地球に広げてみたいというのが二つめの狙いなのです。

デザイン的には、
北極圏から流れ出した墨色の流氷と雪に覆われたアラスカの地表の観測画像を、文字通り雪を表す伝統紋様の雪輪形の取り方としてトリミングし、伝統的なデザインとして取り込みました。見ようによっては地球にも、三日月にも見えるよう工夫をこらしました。
また裏地には紺碧色のグレートバリアリーフの珊瑚礁の観測画像を合わせることで、流氷の減少と南洋での海面上昇などの温暖化現象に対して意識をもってもらえるようキモノの表裏一体で表現しメッセージとしています。
(現状では、裏地が間に合っていない状態です・・・)

さてこのキモノの市販の可能性ですが・・・
評判がよければ作りたいと考えています。
実際に着用できる生産版では、この試作版のような絵羽(パネル)ではなく、
送り柄(リピート)の浴衣仕様にしてみたいですね。
今年の夏は、流氷柄の涼しい浴衣で祇園祭を楽しむのもいいかも。

さて、このJAXAさんとの取り組みは楽しくてしかたありません。
男のロマンでもある宇宙の仕事は子供の頃からの憧れですから。
実はこのキモノ始まりで、もっともっと素敵な企てを考えています。
この企ては実現できるかどうか分かりませんが、
実現できた暁にはまた日記で報告いたします。

長文最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

(東京本社版には21日朝刊に掲載されるかもしれません・・・
確実ではないですが)

JAXAコラボ

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今回、東京以外では初めて大阪での開催となるJAXAの一般向けシンポジウムです(とJAXAの方からうかがいました)。近畿圏にお住まいの方には良い機会だと思います。募集期間も少ないですがJAXAグッズももらえるとのことですので、是非ご参加されてはいかがでしょうか。

僕、祐之亮も人工衛星「だいち」が撮った美しい地球画像を元にキモノやら、ショルダーバッグを制作し、このシンポジウムで発表します。


以下、開催要項

●概要

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙開発による成果活用の促進や宇宙利用の拡大への貢献を目指し、産業界等と連携・協力してきました。 これまでに、宇宙とビジネスとの連携により様々な商品やサービスが生み出されてきましたが、宇宙との関わりがもたらす魅力と付加価値を消費者サイドと企業サイドの双方の視点から明らかにし宇宙発の「ブランド」として提案するため、このたび「くらしのなかの宇宙ブランド」をテーマに、産学官連携シンポジウムを開催いたします。
 
日時    平成20年3月21日(金) 15:00〜20:00
会場    大阪国際会議場(グランキューブ大阪)12階 特別会議場 ※お申込みは事前登録制となります
(3月19日(水)17時まで)
定員(300名)になり次第締め切らせていただきます。

● 宇宙航空研究開発機構(JAXA)産学官連携部  宇宙航空研究開発機構 産学官連携部は、宇宙・航空分野をこえて、様々な産業分野や 地域の企業、大学、投資家の方々とともに、既成概念にとらわれない新しい宇宙ビジネスの創出・拡大にチャレンジしています。 http://aerospacebiz.jaxa.jp/

宇宙とコラボ

突然ですが、宇宙とコラボします。

正確には、宇宙航空研究開発機構さんという種子島で人工衛星を打ち上げられている宇宙関係の組織があり、そう米国でいうところのNASAに相当するセクションなんですが、これが日本にもあって、今回はそことのコラボレーションです。

ん、まだわかりにくいですよね。

人工衛星とウチがどうやってコラボ?
そう、この宇宙航空研究開発機構さんが一昨年種子島から打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」が撮影した、めちゃくちゃ美しい地表の画像をデザインの一部として使って商品開発を行おうというものです。

この地表の画像というのが、さっきも書きましたがたいへん美しい!
地球表面の自然が作り出す奇々怪々な紋様からは、Google Earthを初めて知った時の感動を遙かに超え、ほんとうに鳥肌がたつほどのショックを受けました。これはまさに神のみぞ創造しうる大傑作かもしれません。飛行機の高度からでも見ることの出来ない超俯瞰からみる地表の表情は、どんなにスゴイ絵描きでも、キャンバスに再現することはできないでしょう。これは自然が作り出したホンモノのエコ・アートワークです。

是非、この美しい柄を使って製品を作りたい!という僕の熱意によって、宇宙航空研究開発機構、同志社大学、ジャパンスタイルシステムの3者で行うのがこの宇宙コラボ。

で、なにを作るんだい?
そう、それは今のところ秘密です。。。
いや、もったいをつけているのではなく、僕自身も、まだたぶん誰もやったこと無いコラボだけに、どんなものになるのか、まったく想像がつかないでいます。すでにいくつかの製品の候補は挙がっていますが、世間にお見せできるクオリティーのものができるか、かなり不安でもあります。

といいながらも、すでに製品の発表日程は決まっていて、
一ヶ月後の3月21日、大阪グランキューブにて行われる、
宇宙航空研究開発機構さんのシンポジュームにて結構大々的に執り行います。
http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/inter/jaxa08/index.html

このシンポジウムでは、このコラボをコーディネートいただき、かつ革新塾ではいつもお世話になっている同志社大大学院ビジネス研究科の村山教授が基調講演をされます。そして、かく言う僕も、このコラボがらみで少しばかり時間をいただき、このシンポにて登壇する予定になっています。

ここまで舞台が出来上がっているんだから、いい加減なものは出来ないぞ!
かなりプレッシャーが掛かってきました。。。。
でも、子供の頃からの憧れていた宇宙、そのコラボだから楽しくてしかたありません。
がんばるぞー!